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平成31年3月度 健康コラム「花粉症対策」

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食べ物には、さまざまな病気の予防になる栄養素が含まれている反面、偏った食生活では生活習慣病などの病気を引き起こしたりもします。
食べ物にどんな栄養素が入っていて、どんな働きがあるのかを知って、健康な体を維持するためにお役立てください!

今回3月の健康コラムは「花粉症対策」です。
花粉症の方にとって、辛い季節がやってきます…
症状が出る前から対策や治療をすることで、症状を和らげることが期待できますので、早めの対応が重要です!
また、繰り返し原因物質が鼻腔などに入ると、症状が強くなり慢性化する場合があります。
症状の出方や重度は人それぞれで、市販薬の効果にも個人差がありますので、最適な治療を行いましょう。

※食事で摂取できる栄養素や様々な成分の健康影響は、習慣的・継続的な摂取によって生じるものであり、1回の摂取では効果・効能は得られません。

▼おさらい!花粉症のメカニズム

花粉症とは、主にスギ花粉などによって発症する「アレルギー性疾患」のことをいいます。
目や鼻などの粘膜に花粉が接触することで症状があらわれ、原因となる植物は約50種類以上ありますが、花粉症患者の約80%は「スギ花粉」が原因で発症しているといわれています。

▼今年の花粉飛散予測

2019年春に予想される「スギ・ヒノキ」花粉飛散量は、例年比でみると東北から近畿でやや多い地方が多く、中国地方では多いようです。
前年と比べると、北海道から関東甲信や、東海は少ない傾向ですが、北陸では多いか、やや多い見込みです。
また、近畿では前年並みのようです。

▼再確認!外出時の対策

◎気象情報や花粉情報をこまめにチェック!

◎特に飛散の多い時間帯(13時~15時頃)は、外出を控える!

◎メガネやマスクなどを身につけ、コートなどはツルツルした素材を選ぶ!

◎衣類やペットなどに付いた花粉は、外ではらって玄関でシャットアウト!

◎帰宅後は、洗顔やうがいで花粉を洗い流す!

▼再確認!家の中の対策

◎掃除をこまめに行い、部屋に入った花粉を取り除く!

◎花粉の飛散が多いときは、ドアや窓を閉めて花粉の侵入を防ぐ!

▼再確認!睡眠時の対策

◎布団を外に干すなら、花粉飛散量の少ない午前中にしましょう。また、布団を取り入れる際は花粉をはたいて、表面を掃除機で吸うと効果的!

◎空気清浄機を使いながら寝るのも、ぐっすり睡眠をとるためのポイント!

▼再確認!食事で対策

◎タンパク質は免疫機能を高めるために必要な栄養素ですが、とりすぎると免疫機能が過剰に働くので注意!

◎炎症や痒みなどの症状は、活性酸素が増えるとひどくなるので、抗酸化作用の高いビタミンA、C、Eを摂る!

◎ビタミンB6は、免疫機能を正常に維持するのに必要!

◆抗酸化作用で活性酸素を減らす栄養素
「ビタミンAを多く含む食品」

レバー、にんじん、うなぎ

「ビタミンCを多く含む食品」

レモン、ブロッコリー、じゃがいも

「ビタミンEを多く含む食品」

アーモンド、いくら、かぼちゃ

◆免疫機能を正常に維持する栄養素
「ビタミンB6を多く含む食品」

まぐろ、にんにく、ごま

▼花粉対策、様々なグッズ
店先にあふれる花粉対策グッズですが、効果の高い物はなんでしょうか?
皆さんは、「JAPOC」というマークを見かけたことはありますか?
「花粉問題対策事業者協議会」(JAPOC)では、参加企業の製品について一定基準の試験をクリアした製品にJAPOCマークを認証しています。
これは、協議会で定めた試験方法に基づく性能測定によって、基準を満たしていることを示したもので、信頼性の高い商品の印です!
購入時の参考にしてはいかがでしょうか。

~3月の旬食材紹介♪~
◆サヨリ(細魚)

サヨリは40cm程になる細長い魚で、体はサンマをよりスリムにしたような形で、口の先が尖っています。
お腹の中には真っ黒の薄い膜があり、その様子から「腹黒いやつ」という例えに使われたりするそうです。
サヨリは旨味成分を適度に持ちながら、脂質が100g中1.3gととても少ない白身魚で、消化もしやすく病中や高齢者の方にもオススメ、良質なたんぱく源だと言えます!
また、ミネラル類では「亜鉛」が比較的多く含まれます。
亜鉛は、味覚を正常に保つ作用があり、その他にもインスリンの合成を促進したり有害物質の排出機能を高める働きがあります。

◆キャベツ(玉菜)

ご存知の方も多いと思いますが、キャベツの収穫シーズンは3回あります。
冬に収穫される寒玉(冬キャベツ)、春に収穫される春玉(春キャベツ)、高原キャベツ(夏キャベツ)、品を替え産地を替え周年美味しい物が出回ります。
それぞれのキャベツに特徴や旬があるので、うまく使い分けて美味しく頂きましょう♪
一般的に、春キャベツは水気を多く含んで柔らかいため、サラダなどの生食に向くと言われています。
また、栄養価については、薬の名前でおなじみ「キャベジン」と呼ばれるビタミンUを含んでいます。
これは、胃や十二指腸などに対する抗潰瘍作用があり、潰瘍の予防や治療に高い効果があるそうです。
胃が弱っている時には、積極的にキャベツを食べるようにすると、胃が楽に感じますよ!

◆ハッサク(八朔)

ハッサクは日本原産で、見ての通りミカン科で柑橘類のひとつです。
江戸時代末期に、広島県因島市田熊町の「浄土寺」という場所で、原木が発見されたそうです。
皮は厚く剥きにくいですが、その果肉は歯ごたえがあり、適度な甘さと酸味を持っています。
また少し苦みもあり、全体的にハッサク特有の味わいが感じられます。
ハッサクの代表的な栄養素は「ビタミンC」です。
100gあたり、約40mg含まれているそうです。
ビタミンCは、免疫力アップに大きな効果を発揮するので、風邪やインフルエンザといった感染症などの予防に効果的とされています。
また、ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かすことが出来ない成分ですので、美容効果にも期待できますね!

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