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平成30年3月度 健康コラム「花粉症対策」

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食べ物には、さまざまな病気の予防になる栄養素が含まれている反面、偏った食生活では生活習慣病などの病気を引き起こしたりもします。
食べ物にどんな栄養素が入っていて、どんな働きがあるのかを知って、健康な体を維持するためにお役立てください!
今回3月の健康コラムは「花粉症対策」です。
昨年もご紹介しましたが、今年も対策法をご紹介します!
平成29年2月度 健康コラム「花粉症対策」
あわせて、ご覧ください。
※食事で摂取できる栄養素や様々な成分の健康影響は、習慣的・継続的な摂取によって生じるものであり、1回の摂取では効果・効能は得られません。

花粉症とは、体内に花粉が入ってきたとき、それを排除しようとする「免疫反応」によって、鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状が起こることをいいます。

▼花粉症のメカニズム

1.花粉などのアレルゲン(抗原)が目や鼻から体内に入ってくる。

2.体内に抗体が作られ、肥満細胞という名の細胞と結びつく。

3.抗原が体内に再び侵入して抗体に結びつき、「ヒスタミン」等のアレルギー誘発物質を放出する。

4.鼻水や鼻づまり、くしゃみ等のアレルギー反応を起こす。

◎花粉症or風邪、どっちの症状?

花粉症の症状は風邪の症状に似ています。
そのため、花粉症であるにもかかわらず、風邪だと思い込んで症状を悪化させてしまうケースも・・・

★花粉症チェック★
□風邪のような症状が続く
□くしゃみが続けて出る
□サラサラとした鼻水が出る
□発熱していない
□鼻づまりがひどい
□目がかゆい
□毎年同じ時期に症状が出る
□家族にアレルギー体質の人がいる
※上記の項目に、当てはまる項目が多いほど、花粉症の可能性があります。

◎花粉症対策~日常生活編~

花粉症対策として一番重要なのは、アレルゲンである花粉を体内に取り込まないことです。
症状の悪化を防ぐために、花粉をできるだけ避けるように日常生活で工夫することが大切です。

《主な対策方法》
★花粉情報に注意する。
★飛散の多い時の外出を控える。
★外出時にマスク、メガネを使う。
★帰宅時、衣服や髪をよく払ってから入室する。
★洗顔、うがいをし、鼻をかむ。
★飛散の多い時は、窓、戸を閉めておく。
★換気時の窓は小さく開け、短時間にとどめる。
★飛散時間のふとんや洗濯物の外干しは避ける。

NG行為!
1「喫煙」鼻の粘膜を刺激してしまう。
2「飲酒」鼻づまりを起こしやすくなる。
3「ストレスを貯め込む」免疫力を下げてしまう。

◎花粉症対策~食生活編~

人の体は免疫力が低下している時に、花粉やホコリなどの異物に対し、過度にくしゃみや痒みが出るアレルギー症状を起こしてしまいます。
つまり免疫力を上げることが、花粉症を和らげることにつながります!

「免疫機能を良くする=腸内環境を整える」

体の中で最も大きな免疫系は腸なので、腸内環境を良くすることは、免疫機能を良くすることにつながります。

★腸内環境を整えるとされる栄養素★
・ビフィズス菌(ヨーグルト、乳酸菌飲料など)
・乳酸菌(チーズ、味噌など)
・オリゴ糖(玉ねぎ、大豆製品など)
・食物繊維(きのこ、海藻など)

~3月の旬食材紹介♪~
◆サヨリ(細魚)

全長が約40cmにもなり、下顎が細長く尖った形をしています。
別名、閂(かんぬき)とも呼ばれるそうで、閂とは門にかける角材です。
また、針のように細くスマートな姿形が特徴的です。
群れる習性がある為、魚が寄り集まるという意味の「沢寄り」が転じてこの名が付いたとも言われています。
サヨリは高たんぱく、低脂質、低カロリーな魚に分類されます。
たんぱく質は、体力向上、代謝の促進、免疫力の向上などの働きが期待できます。
脂質も低いので、消化吸収が良く病中病後の体力回復にも良いとされています。
亜鉛が比較的多く含まれ、亜鉛は味覚を正常に保つ作用があると言われています。

◆カブ(蕪)

皆さんカブと聞くと、童話「大きなかぶ」の挿絵を思い出す方も多いかと思います。
カブと言えば、あのコロンと丸い球状の実(肥大化した根部)が印象的ですね!
カブと言う呼び名も、頭を意味する「かぶり」が由来だと言われています。
春の七草に含まれる「スズナ」もカブの事を指します。
因みに「スズシロ」は大根を指します。
カブに含まれる消化酵素の「アミラーゼ」はでんぷんの消化を助け、胃酸の分泌をコントロールする事で胃が弱っている時や胃もたれ・胸焼けの改善に役立つとされています。
また、辛味成分の「イソチオシアネート」は殺菌や食欲増進、消化促進などの働きがあると考えられています。

◆マンゴスチン(茫栗)

チェリモア、マンゴー(またはパイナップル)と共に、世界三大フルーツと言われています。
東南アジアでは、ドリアンが「果物王様」と呼ばれるのに対し、マンゴスチンは「果物の女王」とも呼ばれています!
マンゴスチンは単為生殖と呼ばれる植物で、交配による品種改良ができないと言う特徴があります。
その為、古い時代から味が変わっていないと推測されます。
他の果実が今ほど美味しくなかった時代のマンゴスチンの味は、現代以上に高く評価されていたでしょう。
またマンゴスチンは、ビタミンB1が比較的多く含まれています。
ビタミンB1は、中枢神経や末梢神経など神経機能を保持する事にも関係していると言われています。
これは、ビタミンB1が脳のエネルギー源となる、ブドウ糖を利用する為に必要なビタミンだからです。

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