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平成29年12月度 健康コラム「二日酔い・胃もたれ予防」

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食べ物には、さまざまな病気の予防になる栄養素が含まれている反面、偏った食生活では生活習慣病などの病気を引き起こしたりもします。
食べ物にどんな栄養素が入っていて、どんな働きがあるのかを知って、健康な体を維持するためにお役立てください!
今回12月の健康コラムは「二日酔い・胃もたれ予防」です。
忘年会や新年会などのお酒を飲む機会が増える時期、二日酔いなどで胃に負担をかけてしまわないように、万全の対策をしましょう!
※食事で摂取できる栄養素や様々な成分の健康影響は、習慣的・継続的な摂取によって生じるものであり、1回の摂取では効果・効能は得られません。

▼二日酔いの原因って?

二日酔いとは、肝臓でアルコールの分解が追いつかないときに起こります。
つまり飲み過ぎが大きな原因になるのですが、同じ量を飲んでいても二日酔いになる日とならない日がありますよね。
実は肝臓が分解できるアルコールの量というのは、その日の体調で大きく変わってくるそうです。

▼選ぶお酒(二日酔いしやすいお酒)

お酒は、二日酔いしやすいお酒と、二日酔いしにくいお酒に分けることができます。
二日酔いしにくいお酒は白ワイン・焼酎・ウォッカなどです。
ビール・赤ワイン・日本酒などは、比較的二日酔いしやすいお酒の分類です。
また安いお酒より高いお酒のほうが、不純物を取り除いているので、二日酔いしにくいと言われています。

▼お酒を飲む前に、二日酔い予防をしっかりしておきましょう!

手軽で効果が高いのは、スプーン1杯のオリーブオイルです。
カロリーが気になる場合でも、少量の食べ物とお茶は必ず飲んでおきましょう。

▼飲酒中に気を付けたいこと

飲酒中にやると酔いを早めたり、二日酔いになりやすいことがいくつか存在します。
お酒のちゃんぽんや炭酸飲料割り、低カロリーアルコールや温めて飲むことなどです。
お酒のちゃんぽんや温めて飲むなどは、すでにご存知の方も多いかと思います。
炭酸でお酒を割って飲むと、体がアルコールを吸収する速度を速めると言われています。
低カロリーアルコールは、アルコールの吸収を遅くする砂糖が少ないために、胃を素早く通過し、腸に素早く届くことが二日酔いしやすくなる原因だそうです。

◎お酒を飲んですぐにできる二日酔い対策
1.アルコールの分解(代謝)を高めるには「たんぱく質」をとる事です。
肝臓も、アルコールの代謝に関わる酵素も、たんぱく質が原料だからです。
たんぱく質のおつまみを取りながら飲むと、二日酔い防止の効果があるといわれています。
※肉・魚・卵・チーズ・枝豆・冷奴などの、高タンパクなものを選ぶのがポイントです!

2.飲んだお酒と同じ量の水を飲むことが有効
利尿作用で、翌日のむくみ軽減も期待できます。
就寝前には、必ずコップ1~2杯の水やスポーツドリンクを摂取するだけで、さまざまな障害を引き起こすリスクが低下する事が、しっかり研究されています。

楽しく飲んだ次の日も充実した1日にするために、ぜひお試しください♪

▼胃もたれの予防法は?

・年齢とともに老化していくので、1口30回噛んで胃の消化の負担を軽減しましょう。

・就寝直前に食事をすると、腹圧が高くなり胃液が逆流しやすくなるので、寝る前の最低でも1時間は空けるようにしましょう。

・タバコを吸うと、胃の粘膜に栄養を補給する血液の流れが低下し、 胃粘膜の抵抗力が落ちてしまいます。

◎二日酔い&胃もたれにオススメのメニュー
★しじみの味噌汁

しじみに含まれる「オルニチン」は、CMなどでもおなじみですよね。
肝臓の働きを助けることで「全身の疲労回復」を助けることが期待されます。
お味噌には「アルコールの蓄積を防ぐ」働きのある成分が含まれています。

キャベツには「ビタミンU」が含まれています。
このビタミンUは、胃酸の分泌を抑え粘膜の修復を助けると言われ、二日酔いによる「胃のむかつきを抑える」働きをします。
「しじみとキャベツの味噌汁」が最適と言えるでしょう!

~12月の旬食材紹介♪~
◆アンコウ(鮟鱇)

古くから冬魚として有名で、背骨以外は全て食べる事ができるようです。
「東のアンコウ・西のフグ」と呼ばれるように、関西よりも関東で馴染みの深い魚で、珍味として重宝されています。
アンコウの肉は柔らかく、約85%が水分なので低カロリーで良質のたんぱく質を豊富に含みます。
アンコウの肝臓は、俗に「アン肝」と呼ばれています。
脂質が非常に多く、ビタミンAやEPA、DHAも豊富に含まれており、ヒレや皮にはコラーゲンが多いです。
コラーゲンは摂取すると、体内のコラーゲン合成が活発になり、肌にハリや弾力を与え、シワやタルミを防ぐ効果が期待できるようです。

◆ネギ(葱)

一般的に、関東は「白ねぎ」、関西は「青ねぎ」と言われています。
関西では緑の葉の部分を好み、関東では盛り土をして白い部分を長くした物を好んできたようです。
栄養面でも、緑の部分と白い部分では特徴が異なります。
緑色の部分は、緑黄色野菜で鼻や喉の年粘膜を保護するβ-カロテンが豊富です。
白色の部分は、細菌やウイルスなどと闘う白血球を活性化するビタミンCをはじめ、香りや辛味の成分のアリシンを豊富に含んでいるようです。
共通して言える事は、免疫力を高める働きです。
血行が悪化しやすい月経期には、血行を促進するアリシンが豊富な白い部分が特にオススメです!

◆ピーナッツ(落花生)

落花生もピーナッツも、実質同じ物を指します。
しかし、日本では殻付きの物は落花生、炒った物はピーナッツと呼び分ける事が多いそうです。
沖縄の方言「ジーマーミー」も幅広く知られていますが、唐人豆や異人豆と呼ぶ地域もあるようです。
ピーナッツの渋皮には「レスベラトール」という成分が含まれています。
これは大豆イソフラボンと同じく、女性ホルモン(エストロゲン)として働くと考えられています。
エストロゲン作用をする事で、女性ホルモンの乱れに起因する様々な不調の改善効果が期待できそうです。

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