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令和元年7月度 健康コラム「熱中症対策」

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食べ物には、さまざまな病気の予防になる栄養素が含まれている反面、偏った食生活では生活習慣病などの病気を引き起こしたりもします。
食べ物にどんな栄養素が入っていて、どんな働きがあるのかを知って、健康な体を維持するためにお役立てください!

今回7月の健康コラムは「熱中症対策」です。
6月の健康コラムでも、体の水分量・水分補給についてお話ししましたが、7月~は夏本番となり、より一層の注意が必要です。
毎年、ニュースなどでも熱中症について取り上げられていますが、本コラムでも少しご紹介したいと思います。
熱中症は、気温や湿度が高い日だけでなく、暑さに体が慣れていないときや、疲れや寝不足が続いた時になりやすいと言われていますので、充分に気を付けましょう!

※食事で摂取できる栄養素や様々な成分の健康影響は、習慣的・継続的な摂取によって生じるものであり、1回の摂取では効果・効能は得られません。

▼熱中症についてのおさらい

熱中症とは、熱によって起こる様々な体の不調のことを言い、暑さによって体温調節機能が乱れたり、体内の水分量・塩分量のバランスが崩れたりすることが原因だと言われています。
梅雨の晴れ間や梅雨が明けてすぐに、しばらく涼しい日が続いた後に急激に暑くなる、こういった日には注意が必要です。
屋外だけでなく、車中・気密性の高い場所・風通しの悪い室内などでも起こりやすくなります。

▼熱中症の対策

1.暑さを上手に避けて、生活に工夫を!
エアコンやカーテン、すだれなどを上手に活用して温度管理をしましょう。

2.こまめな水分補給を!
水やお茶、スポーツドリンクなど、「のどが渇く前」に飲むことが大切です。

3.涼しく過ごせるように、服装を見直す!
吸湿性や通気性の良い素材の衣類を選ぶ。
代表的な素材としては、「麻・レーヨン・コットン」など。

ごく当たり前のことですが、ついつい忙しさで忘れがちにはなっていないでしょうか?

▼熱中症時のセルフケア

激しい頭痛や吐き気、40度近い高熱などの症状の場合は速やかに受診しましょう。
自分は大丈夫。などと軽く考えることはやめてください!
症状が軽く、自力で水分補給することができて意識がハッキリしているなど、安静にしていたら改善が見込めるような場合は、セルフケアで様子をみましょう。

1.風通しの良い場所、涼しい日陰やエアコンの効いた室内に移動する。
2.冷たい水やスポーツドリンクなどを飲み、横になって体を休める。
3.うちわや扇風機などを使って、体を冷やす。
4.足を高くあげたり、動脈の通る部位を冷やすと効果的です。

▼熱中症になったときの栄養補給

体力回復のために、適切な栄養を補給することも重要です。
ビタミンB群は、栄養素からエネルギーを産生するのに必要で、疲労回復を助けてくれます。

「ビタミンB1」
豚肉、うなぎ、玄米など

「ビタミンB2」
レバー、卵、うなぎ、納豆など

「ビタミンB6」
マグロ、鶏ささみ、にんにくなど

適度に汗をかく運動をするなど、日頃から暑さに負けない体づくりをしておくことも大切です。

▼暑熱順化とは?

皆さんは、「暑熱順化」という言葉を知っていますか?
暑熱順化とは、「体が暑さに慣れる」ことです。
暑熱順化することで、低い体温でも汗をかきやすくなり、汗の量は増えます。
その他にも、皮膚の血流増加や熱が逃げ易くなることによる体温上昇を防ぐことなどが期待できます。
その結果、楽に過ごせて「夏バテ・ダルさ」を防ぐことができます。

▼暑熱順化をする為には?

方法としては、手軽に出来るウォーキングやジョギングなどの運動や、入浴などがあります。
入浴時に気を付けることは、シャワーを浴びるだけでなく40度ほどの湯船にある程度つかり、額に汗をかく程度に発汗することが大事だと言われています。
また、汗をかいた後には適切な水分補給・ミネラル補給を行うことを大切です。
充分な補給を行うことで、血液循環量が増えて暑熱順化が進みやすくなります。

▼スーパークールビズとは?
2011年にスタートした、クールビズの進化系が「スーパークールビズ」と呼ばれています。
具体的には、オフィス内の室温を28℃に設定しても快適に働けるような服装のことを指し、この期間は「ポロシャツ」「アロハシャツ」「Tシャツ」などもビジネスシーンで着用可能となるそうで、会社によって程度の差はあるものの、基本的に比較的ラフな装いでもビジネススタイルとして認められます。

▼柔軟なライフスタイルを!
暑い夏には、室温の適正な管理とTPOにあった服装をしましょう。
年齢を重ねるに伴い、暑さを感じる機能が落ちていくと言われていますので、高齢者の方は要注意です!
また、エアコンの「設定温度を28℃」にするのではなく、「室温が28℃」になるように調節しましょう。

今年の夏は、去年のように極端に暑くなる日は少ないと言われていますが、用心するに越したことはありません。
有意義な夏を過ごせるように、体調管理はしっかりと行いましょう♪

~7月の旬食材紹介♪~
◆エダマメ(枝豆)

エダマメとは、未成熟な大豆を収穫したものです。
枝付きのまま扱われることが多かった為に「枝豆」と呼ばれ、枝付きのまま出荷される物は全て「枝豆」として扱われ、そういった豆の総称とされています。
エダマメは、タンパク質・ビタミンB1・カリウム・食物繊維・鉄分などを豊富に含んでいます。
また、エダマメに含まれる「メチオニン」は、ビタミンB1やビタミンCと共にアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助ける効果があると言われています。
ですので、飲み過ぎや二日酔いを抑える効果が期待でき、そういった事からもお酒のおつまみに最適と言えますね!

◆トビウオ(飛魚)

トビウオは「ツバメ魚・アゴ・丸トビ」など、地方によって様々な呼称で親しまれているそうです。
食べ方としては、「タタキ」や「刺身」といった食べ方が、一般的には美味しいと言われていますね!
トビウオは、胸ビレが非常に大きく、海面を数百メートルも滑空することがあるそうです。
また、ハマトビウオという「春とび」と呼ばれる種類や、ツクシトビウオなど夏に多く獲れる「夏とび」などの種類があります。
トビウオにはビタミンEが豊富に含まれており、活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるので、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に効果的だと言えます。
また、二日酔いを予防する効果が期待できると言われるナイアシンも含まれるので、お酒のあてにもってこいの魚ですね♪

◆パイナップル(鳳梨)

パイナップルは「Pine(松かさ)」になる「apple(りんご)」という意味で、松ぼっくりを指す言葉だったようです。
松ぼっくりのような形でリンゴのような味わいであることから、この果物がパイナップルという名称になったと言われています。
パイナップルには、ブロメラインというタンパク質分解酵素が含まれており、食後に食べるとタンパク質の消化を助けてくれます。
また、腸内の腐敗物を分解する作用などもあり、消化器系障害にも効果があると言われています。
食物繊維も豊富に含まれていますので、便通を良くし腸をキレイにする効果が期待できる点からも、ダイエット食として効果的です。
また、風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどにも効果が期待できるそうです。

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